福井市 遺言
- 2022.12.01
家族構成(被相続人との続柄)
予定被相続人:60代女性
予定相続人:兄弟姉妹3人
対象となる相続財産
・不動産・・・自宅マンション1戸
・現預金・・・20,000千円
・有価証券・・・株式、投資信託等
相談内容
相談者が亡くなったときは兄弟姉妹が法定相続人になりますが、半血兄弟ということもあり3人の内2人とは親の相続の後はほとんど交流がありませんでした。
自分の相続があったら交流のない兄弟姉妹に財産が行くことになるし、唯一交流のある兄やその家族に手続きをしてもらうことも大変なのではないかと心配されていました。
ご相談者様のご要望
自分が亡くなったら、財産はずっと交流のある兄1人に全て相続してもらいたい。
でも兄と自分のどちらの相続が先になるかわからないので、もし兄が先に亡くなったら兄の子供たちに相続してもらいたい。
解決内容
公正証書遺言を作成しておくことをご提案しました。
自筆証書遺言の方が費用負担は少なくてすみますが、自筆証書遺言は相続発生後に検認が必要であったり、全ての相続人に通知されることもあり、公正証書遺言の方が相続発生後、遺言執行者がすぐに手続きを進めることができます。
また、もしお兄様が先に亡くなっていた場合は、お兄様の子供たちが相続できるよう、予備的遺言を入れて、お兄様と相談者のどちらの相続が先になっても要望が叶うようにしました。
結果
まず第一にお兄様に全て相続してもらうこと。そして、もしお兄様が先に亡くなっていた場合は、その子供たちで均等に相続してもらえるように予備的遺言を入れることで、要望されていたとおりに実現できる準備ができました。
相続してもらう予定のお兄様やその子供たちともこの遺言のことをお話され、お互いに安心でき、その後の関係性も変わらず仲良く交流できているようです。
解決のポイント
相談者の親の相続のときから、ご自身の相続についても相談がありましたが、タイミングやきっかけがなく、遺言することを先延ばしにしてしまっていたようでした。ある時、弊社からのメールが届いたことをきっかけに、このタイミングでやろうと改めて相談に来てくださいました。
誰もがいつ相続が起こるかわからないので、遺言は年齢にかかわらず必要と思ったときに実行していただくのが一番だと思います。
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